わたしがADDについて判っていること。
私が体感していることなので真実かどうかというのとは別の話。
・ADDっていうのは脳の問題である。
脳の問題だから、視力の問題同様矯正すればなんとかなる。
例えば食事療法や運動やサプリや薬などで。
・脳は一つの器官のように考えられているけれど、神経細胞の集合体であり、それぞれの部位がそれぞれの役割を持っている。
だから調子の悪い部位によって症状は異なる。
・ADDという病気は白か黒か、ここから病気だというようなものではない。
(これは私にはすべての事象がそうだと感じられる)
(胃が打たれ弱いからコーヒーは飲まないというのを、病気というか?)
・ADDっていう病名が付いたとしても、バカじゃないし、狂人でもない。
世の中はグレーである。病名がついてなくても苦労している人は沢山いる。片付けられない人、業務中にtwitterやFacebookを覗いてしまう人、勉強そっちのけでゲームしてしまう人、時間の見積が甘くて遅刻ばかりしてしまう人、2階に物を取りに行ったら何を取りに来たか忘れてしまう人、電話に夢中で子供のおむつを変えるのが遅くなってしまう人、スケジュール帳を買ったのに使いきらずに放置する人、準備に時間がかかって慌てて忘れ物をしてしまう人 etc
全てADDの症状と一致する。でもこれは「普通にそこら辺にいる人」のはずだ。
忘れないためにはどうしたらいいかな?整理整頓するためにはどうしたらいいかな?皆と一緒に歩くためにはどうしたらいいかな?やり方は色々かもしれないけれど、その人にあった方法があるはずなんだ。
というわけで買った本がコレ。
「片付けられない!」「間に合わない!」がなくなる本ーADHDタイプの[部屋」「時間」「仕事」整理術。 (長いタイトルだな!)
ひとつ確実な事、「あれこれ一度にやろうとすると全部失敗する」
一つ一つ確実にこなせるようにしてから積み上げること。土台は大事。
「片づけられない!」「間に合わない!」がなくなる本―ADHDタイプの「部屋」「時間」「仕事」整理術
- 作者: 司馬理英子
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
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もうあれもこれもADDだと思ったら、ネット記事を読んでもその人ADDじゃないのとか思ったり。完璧な脳なんてそうそうないんだってエイメン先生が言ってた。経済学も人間は常に最適な行動を選び取れるわけではないって言っている。
注意力を奪われる時代、いかに集中し、生産性を上げるか | グレッグ・マキューン/HBRブログ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
[能率][生産性]これがネット記事である皮肉。こういうネット記事を見始めると次と次の記事をクリックしてしまう皮肉。ブクマからブクマへ飛び立ってしまう皮肉。それにしても確かにTwitter中毒はあなどれない。
だから特性を理解してなるべく良い方向へ向かえるようにしたい。