負の連鎖
赤の他人の子供を面倒みている。
子供は面白い。ずっとではなくて、たまにだし、ちょっとお出かけしたりする程度。
それからお仕事を依頼する。
すると子供に労働の喜びを教えられる。
母親はクソヤロウだ。本当に出来ない子だ。私にとっては迷惑の根源だ。
これがADDだ。子供の面倒の見方は勉強していないし知らない。
忘れっぽいし片付けられない人だ。ちょくちょく子供の存在も忘れる。
子供はダメな感じに育成されている。
子供も多分ADDとADHDだ。
子供は面白いけれど、「その子」への特定の愛情とかではない。
子どもという事象が面白い。面白いのは変化であって、その人間ではない。
やっぱり私も特定物への強い関心とか愛情はない。
犬なんか瞬間瞬間は可愛いと思うけれど、第一に考えられるわけじゃない。
所詮犬は犬だと思っている。
犬を飼っている人は自分の事を「ママ」と呼んだりするが、犬のママになんかならない。
それでもたまにより良い方向に力を加えるために子供の面倒を見る。
お金の教育をしたり、学校の勉強を見たり、毎日できているかチェックしたり、
できたら褒めたり、シールを貼ったり、自前の可愛いハンコを押したりする。
礼儀作法を教え、たまに自然と触れ合わせる。
母親は見てもいない。誰かがやらなければならない。
一応、社会というものを私は信用している。
社会は良くしていかなければならない。子供は社会の基板である。
だから子供は大事に扱わなければならないのだ。
負の連鎖は断ち切らなければならない。