もんもんlog

発達障害関連と雑記。

PMDD真っ最中期間に書いている、筈。

書斎のPCを没収されたのである。なんということだ…仕事をサボってブログを書くしか無い。実際にはリビングの型落ちPCを使ってるんだが。

 

PMDDデパス

今日はPMDDで行くことになった心療内科(という看板の精神科医)のところへ行き、自分のADDテストのコピーとダニエル・エイメン博士の「わかっているのに出来ない脳」を持参。医者は知らなかったけれど、興味深そうにはしてた。

 

PMDDで飲んでいる薬はデパスっていう薬。筋肉のこわばりにも効くらしいけれど、筋トレの筋肉痛には効かなかったよ!普通に痛いよ!筋肉痛は心地よいけれどもね。

デパスは切れた時がよく分かるとか言うけれど、私の場合よくわからない。ただ、PMDDの酷い時はもうだめだ!海に飛び込むんだ!終わりなんだ!とか思っていたのがまだ全然来ない(本当ならそろそろ来る頃合い)

デパスの最大の効果であり副作用は、「よく眠れる」って事。一日目は耐え切れずに昼間なのにも関わらず4時間の昼寝を敢行し、しかも夜もぐっすり寝た。そして三日後くらいから昼間の眠気に慣れてくると、夜の睡眠の質が非常に良くなった。4時間26分も深い睡眠があるだなんて!奇跡的!感動である!眠れなくて困っていたのがウソのようだ。

この睡眠計測はJAWBONEのUPという製品なのだけれど、医者も興味を示して値段を聞いてきたりしたのでこう言う実験的なものが好きな人なのかもしれない。まっ、医者は理系な人の筈なので実験やガジェットが好きな人は多そうな印象。

 

PMDDのこの自殺衝動を観察して面白いことに気がついた。

鬱の時は助けを呼ぶとか会社を辞めるとか上司を殴るとか思いもつかないでウッカリ死んでしまう訳なんだけれども、私のPMDDの場合でも「車に乗っている時」に「発作的な死の衝動」が来た場合、「車で死ぬ」以外のことを思い浮かばなくなってしまうんだ。後から何を考えていたのかなんて思い出せないので、手帳やTwitterに書いていたのを読み返した訳なんだけれど、私は[死ぬ方法」なら色々知っているのにも関わらず、「海に車で突っ込む」以外の事を考えられなくなってしまっていた。これは非常に面白い現象。

研究者なら当たり前のこととして知っているのかもしれないけれど、脳の誤作動は恐ろしく、多角的な考えや柔軟性などがなくなってしまうんである。

因みに私は認知症と診断されたら自殺できるように毒草などもインプットしてある(なぜなら山菜マニアだから)し、炭も火鉢も七輪も準備済みだし、現代的ギロチンの方法も知っているのにもかかわらず、そういう事は一切思いつかず、友人や親兄弟の事も思い出さずただひたすらに海に向かってブルブルしていたのであった。

勿論これは一時的なことで月経が終われば終わるのだと知っていたから車のエンジンは止めて車の中で一人泣いていた訳なのだけれど、鬱の場合永遠に続くかのように思えるだろう。耐え切れなくとも無理はないのだと思える。

 

もしそういう時に側に居て、今はしんどいねぇでも大丈夫だよ。って言ってくれる人が居たならば、鬱の人も死ななくて済んだのかもしれないとは思う。